「膝の裏が痛い!」
〜巷では治療するのに難儀しているようだが〜
膝の裏が痛いという症状の患者さんが2日続けて来院されたので、その症状の捉え方を矢作流に説明します。
膝の裏が痛いというのは、膝関節の中にある膝窩筋という小さい筋肉が縮んで固まってしまっている状態だと推測できます。膝関節にやや軽い腫れがあり、熱を持っていることもあります。
なぜ、膝窩筋が縮んでしまうのかを考えると、膝には内側と外側にそれぞれ半月板がありますが、その半月板が何かの理由でズレを起こしてしまい、膝がガクガクとした不安定な状態を作ってしまった結果、膝を守るために膝の周りの筋肉が縮み固めていくのです。
特に膝窩筋は異常な拘縮を起こします。一度固まってしまうとなかなか柔らかくなることがなく、この縮んでしまった感覚がつっている時の痛みのように脳に伝達するのです。
これは整形外科でレントゲンを撮っても、CT検査しても、異常はありません。鍼やマッサージ、電気刺激を与えても一時的には緩みますが、すぐに戻ります。
この膝の痛みを解消するには、足首の調整と膝関節の半月板調整が不可欠です。膝の不安定な感じを解消しなければ、膝窩筋は緩みません。
また、下肢の筋力不足からくることもあるので、筋力強化もしなければなりません。
膝の半月板を調整する、つまり、ズレを正すこと。この技術は誰も知りません。
半月板のズレを正すと膝関節がシマリ、安定するのです。グラグラしていたものが、ピクリともしないほど安定するのです。安定すれば、膝窩筋は自動的に緩みます。少し手を加えますが、硬さが取れてしまってます。
これが、膝裏の痛みの正体です。
医学書のどこを探しても、ネットで検索しても、この解消法は出てきません。言わば、非科学的であり、非常識なものではありますが・・・
現実に治っています。
それも、1回の治療で・・・
人間の体というものは、何千年と研究されてきたのに、まったく理解していないものだと思ってしまいます。本当はメチャクチャ簡単な捉え方でいいのに、学問として難しくしてしまったのでしょう。
今後は、こういった症例を出して、矢作流の捉え方、治し方を語りたいと思います。
まだまだ文章が下手なので勉強します。^^;
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